「最近便がゆるい・・・」
「小さい時から軟便で・・・」

のような方はいらっしゃいませんか?
それは本当に『本人の体質(腸質?)だから』なんですか??


皆様、ジアルジア という名前をご存じですか?
ジアルジアとは腸管内に寄生する原虫という寄生虫です。
小腸で栄養分を吸収できなくなるため、下痢が長引くと発育不良や体重の減少が見られるようになります。

感染はジアルジアのシスト(外界抵抗力の強い殻に包まれた卵状のジアルジア)を口にすることで成立してしまいます。
シストは、普段は症状がなく、こっそり腸の中で生きている場合があり、
こっそり感染を起こしている犬の便(下痢ではない便)中に排泄されます。
散歩中に排泄された便を放置しておくと、雨風にさらされてシストが土や水たまりなどの周囲の環境中に散らばります。
犬がこの汚染された土をなめたり、水たまりの水を飲んだりすると、ジアルジアに感染してしまいます!!

日本の疫学調査によると、成犬・成猫ともに感染がみられるものの、陽性の大半は6か月齢未満の子犬子猫です。
さらに、犬よりも猫の方が感染率が高いようです。
(犬:11.3%、猫:33.3%)

「うちはもう大人だから、そんな寄生虫なんて・・・」
「フィラリアの予防薬飲んでるから大丈夫・・・」
なんてことはありません!!
特にフィラリア予防薬は、薬の種類にもよりますが、ジアルジアの予防・駆虫効果はありません。


下痢が止まらない、という時はまずご相談ください。
もしかしたら、もしかするかもしれません(-"-)

あとは、散歩中の排泄物はきちんと持ち帰りましょう!


※糞便検査では体中すべての便を調べているわけではないので、一度検査して大丈夫だったとしても
感染の可能性はゼロではありません。
お薬を飲んでも反応がイマイチなようであれば、再検査を検討した方がよいかもしれません。
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